こんにちは、天野クリーニングでございます。
皆様、洗濯表示はご覧になりますか?
ご自身の服には必ずついている表示であり、
その服に関する様々な情報が記載されています。
勿論、その服に適した洗濯方法が記載されているのですが、
このような表示はよく見かけるかと思います。
↓↓↓↓↓
〇の中に書かれているものが違うだけで、
そのほかの箇所はよく似ています。
実は細かな違い等があるので、
今回はこれらのマークについての違いを解説していきます。
結論:大まかには一緒
実はこの二つのマークについての違いはあまりなく、
ほとんど一緒と考えても差し支えはないでしょう。
このマーク、ざっくりいえば
「ドライクリーニング可」を表すマークなので、
そういう意味でいえばどちらも同じ意味を持ちます。
厳密には勿論違いはあるので、
それぞれ特徴を見ていきましょう。
「F」マークについて
「F」マークの意味としては、
「石油系溶剤を用いたドライクリーニング可能」
という意味となります。
ざっくりどういうことかというと、
「ドライクリーニングでの洗濯をしましょう」
ということになります。
これは言い換えればつまり、
「家庭での洗濯は不可」
ということになります。
この表示がついている服は、
クリーニング店にてドライクリーニングを施す必要があります。
この洗濯方法は、基本ご家庭ではできませんので、
必ずお近くのクリーニング店に依頼をするようにしましょう。
「P」マークについて
基本は「F」マークと同じ意味ですが、
このPというマークの由来は、
「パークロロエチレン」というものから来ています。
これはドライクリーニングに用いる洗剤である、
石油系溶剤の一種です。
ですが通常ドライクリーニングで用いられる溶剤よりも
デメリットが目立つため、この溶剤を用いるクリーニング店は少ないのが現状です。
基本は「F」マークと変わりないので、
同じマークだと思っても構わないです!
まとめ
・FとPは、基本同じ意味
・使える溶剤の種類が違うだけ
今回のまとめは以上となります!
厳密には違いがありますが、
少なくともクリーニング店に依頼を出す上では、
特に気にすることはございません。
皆様は安心して、ドライクリーニングの依頼をしましょう!
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