こんにちは、天野クリーニングです。
皆様は綿やコットンを服の表示で見た際、その服がどのような特徴を持っているかご存知でしょうか?
その服を構成する繊維にはそれぞれ特徴があります。
そして、それぞれに取り扱う際の注意点などが存在します。
今回は綿及びコットンの繊維の特徴を解説するとともに、その製品の取り扱い時の注意点などを解説していきます。
※以下、コットンと綿は「綿」と統一させていただきます!
綿繊維の特徴
以下では綿繊維の特徴を、メリットとデメリットとして分けて書いていきます。
これからお洋服を購入する際の指標にしてみてはいかがでしょうか?
メリット
肌触りが良い
一言でいうと、
着心地が良いということになります。
肌触りが良いといいつつも、個人差はあるかと思います。
ですが個人的には万人受けしやすいさわり心地だと感じます。
吸水性がある
綿は吸水性にも優れているので、
汗などの水分をよく吸います。
着心地が良いという特徴も含め、
近年では下着の素材として用いられることが多いです。
伸びにくくて丈夫
綿繊維は植物繊維の中でも特に耐久性に優れています。
厚手の生地でできたものであれば、
長く着続けられるでしょう。
伸びにくいという特徴から、
型崩れも起こしにくいです。
デメリット
縮みやすい
綿繊維は上記の吸水性も相まって、
水洗いにより縮みやすい
というデメリットがあります。
特に下着などは洗い続けると、
いつの間にかサイズが小さくなってる
なんてこともあります。
ご家庭で洗濯などをする際は、
ぜひ注意しておくようにしましょう!
シワになりやすい
下着などにも言えることですが、
綿製品は何も下着だけではないのです。
実はワイシャツなどにも綿が使われています。
ワイシャツは正装にも使われる服であり、
シワは大敵です。
とは言っても、洗えば必ずシワになってしまうので、洗った後にはアイロンがけを忘れずに行うようにしましょう!
取扱上の注意点
ここでは、綿製品を取り扱う上での注意点などを解説していきます。
汗ジミを放置しないように気をつける
先ほどのメリットでもお話ししましたが、
綿繊維は吸水性に優れています。
ですが、逆に言えば汗をよく吸うので、
汗がしみ込んだ場合は汗ジミの原因になりやすいです。
夏場などはワイシャツの襟や脇にしみ込んだ汗が、放置すると黄ばみとして出てきやすいです。
当店でもよく染み抜きの依頼を受けますが、
ワイシャツの染み抜きの大半は汗ジミです。
着用している以上は仕方がない事なのですが、かといって放置しておくわけにもいきませんよね。
もし汗ジミがついてしまった場合は、
ご自分で染み抜きをしようとはせず、お近くのクリーニング店にご相談ください!
まとめ
今回のまとめです。
そして注意点としては、汗ジミに気を付けることです。
シミは時間がたてばたつほど取れにくくなってしまいます。
もし早めにシミに気が付くことができた際は、
お近くの信頼のできるクリーニング店にご相談ください!
それでは、今回の記事は以上になります!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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