シルクとウールの違いとは?メリット、デメリット含めて解説!

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こんにちは、天野クリーニングです!

皆様はシルクとウールの違いについてご存じですか?

どちらも同じ動物系の繊維で、よくわからない方もいらっしゃるかと思います。

ということで今回はシルクとウールの繊維の違いを、メリットやデメリットと合わせて解説していきます。

根本的には一緒

これはどういうことかというと、シルクもウールも、どちらも動物の毛からできています。

つまり動物性繊維というカテゴリーでくくると同じ扱いとなるわけです。

因みにウールは羊の毛のことを指します。
選択表示に「毛」という表示がある場合はウールととらえて問題ないです。

シルクは別名「絹」とも呼ばれている繊維です。
蚕といわれる幼虫が出すことで良く知られていますね!

それでは具体的に違いなどを見ていきましょう!

ウールのメリット

高い断熱性

ウールがシルクよりも勝っている点といえば、断熱性が挙げられます。

ウールはその独特な性質から、温かさを保ちやすい繊維です。

冬物の服に多く用いられているのは、そのためです。

言い換えれば、熱伝導率が低いとも言えます。

シルクの場合は熱伝導率が高いので、未加工の状態で着ると、体温を奪ってしまいます。

ですが近年では技術の発達により、シルクの服に特殊な加工を程こし、
寒さを感じさせないような繊維になりました。

決してシルクが冬物に適していないというわけではございませんので、ご安心ください!

シルクよりも安い

ウールは天然素材ですが羊の毛ということで、ある程度量産が効きます。

その上繊維の太さがシルクよりも太いため、編み込む糸の量が少なく済むので、価格の面でいえばシルクよりも安くなります。

シルクもウールと同じく天然素材であり、繊維がウールよりも細いので、同じ大きさの服を作ろうとしても使う量がシルクの方が多くなります。

それによりどうしてもウールよりも高くなってしまいます。

ウールのデメリット

縮みやすい

ウール繊維は、シルクに比べて縮みやすいです。

元々伸縮性のある生地ですが、誤ったお手入れなどをすると一気に縮んだりしてしまいます。

特に水にぬらした状態は注意が必要です。
ウールは水にぬらした状態で負荷をかけると縮みやすいです。

なので洗濯などをご自宅でする際は、洗濯表示やクリーニング店の指示に従って行うようにしましょう。

もし心配でしたら、お近くの信頼のできるクリーニング店に依頼をするのもアリです!

シルクのメリット

高級感のある見た目

服は人の印象を左右するとても重要な要素の一つです。

そんな服の高級感を引き立たせてくれるのがシルクという繊維の特徴になります。

実際シルク生地の服は高級なものが多いですが、
それに伴った美しい輝きも放ちます。

これにはシルク特有の繊維構造が関係しており、
ウールでは出せないものです。

しかしシルクも間違った洗濯方法や経年劣化により、
風合いが落ちていきます。

お手入れは欠かさず行うようにしましょう!

抜群の肌ざわり

ウールも肌ざわりは良い方の繊維ですが、シルクは別格です。

細い糸で且つ肌と同じ成分できた生地により、
他の繊維にはない肌触りを実現します。

これはシルクに含まれる18種類のアミノ酸からなるもので、
人間の肌の成分とよく似ているんです!

自然で快適な着心地などを求めている方にとっては、
まさにうってつけの生地になるということです。

シルクのデメリット

低い耐久性

シルクは前述したように糸がウールよりも細く、
その分耐久性が低いです。

特に摩擦に弱く、スレなどにより繊維が傷みやすいです。

ですので扱いやすさという点ではウールに軍配が上がるでしょう。

シルク繊維の服を着る際は、服にも特に気を配りながら過ごさなければならないことを頭に入れておきましょう!

まとめ

ウールのメリット
・高い断熱性
・シルクよりもリーズナブルな価格
ウールのデメリット
・縮みやすいので洗濯方法などに注意

シルクのメリット
・特有の光沢により高級感がある
・繊細な糸からなる肌ざわり
シルクのデメリット
・繊細なので、劣化しやすい

いかがでしたか?
ウールやシルクは同じ動物系の繊維といえどもここまで違いがあるんです。

もしこれらの繊維の服を購入する際は、
今回の記事の内容を知って入れば、
もしかしたら得をするかも?

当店天野クリーニングのブログでは、
このような服に関する情報を日々発信しています!

皆様の役に立つようなブログ発信を心がけていますので、
是非また別の記事でもよろしくお願い致します!

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