カシミヤ素材の服はなぜ高級なのかについて解説!

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こんにちは、天野クリーニングです。

今回の記事は、カシミヤについてです。

カシミヤと聞くと高級素材というイメージが付きまといますが、なぜカシミヤは高級素材として知られているのでしょうか?

カシミヤが高級な素材となる点について、解説していきましょう。

大まかな理由は二つ

早速理由について書きます。

①採取できる量が少ないから
②天然繊維の中でもトップクラスの細さ

この二点が挙げられます。

それでは、それぞれの理由についてさらに詳しく見ていきましょう!

①について

①の採取できる量が少ないという点についての補足です。

カシミアという動物から採れる毛の量は、
厳密には一頭あたりわずか100g程度となっています。

さらにカシミヤはその生息区域から、
そもそもの採取が困難となります。

これがカシミヤという素材の希少価値をさらに上げる要因となります。

他の天然繊維であれば、
その元となる動物の生態系上採取しやすかったり、
採れる量が多いため、高級化はしずらくなります。

カシミヤ独自の生態系や毛の性質が、
カシミヤという素材を高級化させる原因なのです。

②について

②の天然繊維の中でもトップクラスの細さという点についての補足です。

一見何の関係もないように見える要因ですが、実は深い関係があります。

服を編み込む際、
繊維そのものが太ければ、
編み込む量や素材が少なくても服が出来上がります。

逆に細ければ細いほど、
編み込む量が多くなり、
その分の作業量や使う素材の量が多くなります。

結果として①の理由と合わせて、
さらにカシミア繊維の服の希少性が上がるということになります。

もちろんこれらの要因だけで服の価格が決まることはありませんが、少なくとも大きく関係していることは間違いないでしょう。

高級だからと言って優れているわけではない

ここまではカシミヤがなぜ高級なのかについて書きました。

ですが高級だからと言って、必ずしも優れた繊維というわけではないのです。

服に使われる繊維にはそれぞれ特徴があり、長所短所というものが必ず存在します。

例えばウールはカシミヤよりも安価ですが、
繊維がカシミヤよりも太く、
耐久性という面ではウールの方が上になります。

逆に言えばウールよりもカシミヤの方が繊維が細く、
肌触りがよりなめらかでチクチク感がなく、
独特で優しい質感があります。

このような細かな繊維の特徴を知っておけば、
より良いお洋服選びができるようになりますね!

まとめ

今回のまとめです。

・採取できる量が少ないから価格が高くなる
・繊維が細いので、編み込むのによりコストがかかる
・高級な素材だから優れているということは一概には言えない

今回の記事はこの三点をご紹介しました!

これらを知っておくことで、自分に合った適切なお洋服選びができるようになってくださると幸いです。

是非参考にしてみてください!

それでは、今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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